2006年06月10日(土) 18時46分
札医大がシ社製を緊急点検 稼働以来、閉じ込め2件(共同通信)
札幌医大(札幌市)は10日、東京都港区のエレベーター事故を受けて、基礎医学研究棟に設置されているシンドラー社製エレベーター2基の緊急点検を実施した。同社の担当者が大学職員の立ち会いのもと、1階から14階までの安全装置などを調べた。この日の点検では異常はなかったという。
大学によると、エレベーターは1999年の研究棟の完成とともに稼働。これまでにドアに小石やゴミが挟まり開閉できなくなったりするトラブルが19件あった。うち2件は、エレベーターが床からずれた位置に止まったためにドアが開かず、利用者が約20分間閉じ込められた。
ことしに入ってからはトラブルはないが、利用者に不安を与えるとして8日から運転を停止していた。
(共同通信) - 6月10日18時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000127-kyodo-soci