2006年06月10日(土) 15時12分
京都府の要望でシ社3基点検 京都テルサの昇降機(京都新聞)
エレベーターを点検する「シンドラーエレベータ」の社員(京都市南区・京都府民総合交流プラザ)
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東京で男子高校生が「シンドラーエレベータ」製のエレベーターに挟まれ死亡した事故を受け、同社は10日午前、京都市南区東九条下殿田町、京都府民総合交流プラザ(京都テルサ)で、今年3月に人が閉じ込められる誤作動が起きた1基を含む同社製エレベーター3基を点検した。
誤作動したエレベーターはその後、正常に動いたため使用していたが、東京の死亡事故を受け、7日から使用を禁止している。同施設は2、3階に府女性総合センターや会議室があることなどから、エレベーターの利用者が多く、府が早期点検を要望していた。
点検は年1回の法定点検として実施。同社の社員らは、ドアが開いている時に動かないか、安全装置が正常に作動するかなどを丹念にチェックしていた。同プラザでは、後日の結果判明後に使用を再開するかどうかを決める。
(京都新聞) - 6月10日15時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000030-kyt-l26