2006年06月10日(土) 07時15分
「児童労働の実態知って」 NGOがキャンペーン(共同通信)
国際労働機関(ILO)が定めた12日の「児童労働反対世界デー」を前に、日本の非政府組織(NGO)や労働組合が、児童労働の実態を知ってもらおうと、労働を強制された子供を招待して講演してもらうなどのキャンペーンを実施している。
NGOなどでつくる「児童労働ネットワーク」(東京、代表・堀内光子前ILO駐日代表)は、児童労働をしたインドの少年スマン・クマール・マハト君(13)を日本に招いた。
18歳未満の子供を工場や農場、兵役などで強制的に働かせる児童労働は、ILOの推計で2004年に初めて減少した。しかし依然、世界の子供の7人に1人に当たる約2億1800万人が従事。日本の消費者も携帯電話機器に使われる希少金属や、チョコレートなどの食料品を通して間接的な関与が指摘されている。
(共同通信) - 6月10日7時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000031-kyodo-soci