2006年06月10日(土) 15時54分
タイタニック号保護法案を提出 米国務省(産経新聞)
【ワシントン=有元隆志】1912年の処女航海で、大西洋を航行中に氷山と衝突して沈没した英豪華客船、タイタニック号の船体を保存するため、米国務省は9日、沈没現場保護法案を議会に提出した。
米国は2004年に英国、フランス、カナダとともに、違法な船体引き揚げや、船体を傷つける可能性のある活動に対する融資を禁じることなどを内容とした協定を結んだ。今回の法案は協定を履行するのが目的。マコーマック国務省報道官は声明で、沈没場所について「悲劇的な沈没のため命を落とした人たちのための追悼記念碑として、しかるべき敬意を払うべきだ」としている。
(産経新聞) - 6月10日15時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000016-san-int