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福岡県飯塚市の九州工業大情報工学部では、同社製の8基で過去10年間計49件のトラブルがあった。異常停止20件、扉の開閉異常10件、停止位置がずれる着床位置異常13件、音や照明などの異常が6件あった。
都内の事故機とは別の機種で、同社が保守点検を続けてきたが、1階から地下1階に下りる際に衝撃音が響き、エレベーターが下降しないまま5分間停止した後、2階に上昇して扉が開いたり、3階の床から1.5メートル下にずれて止まり、3人が36分間閉じこめられたりしたケースも。同大は12〜13日の緊急点検の結果で今後の運用を決める。
市営地下鉄でのトラブルが判明している福岡市では、福岡県福岡西総合庁舎(中央区)でも04年7月に、扉が開かなくなり、職員1人が一時閉じこめられた。別の1基でも昨年、扉が開いた状態で動かなくなったり、床と10センチほどの段差ができたりしていた。7日の緊急点検では異状はなかったという。
山口県岩国市では、中央公民館で昨年6月と今年2月、扉が開いた状態で停止、作動しなくなった。市障害者サービスセンターでも昨年4月、同様の異常が起きた。
大分県宇佐市の県立宇佐養護学校では、05年12月、1階から2階へ上がろうとしたところ3階まで直行したり、3階から2階へ下りようとしても1階まで止まらなかったりし、同社福岡支店が即日、修理した。県教委が9日、再点検した。
長崎県では、県営住宅の13基で、人が閉じ込められるトラブルが過去2年間に計17件発生していた。いずれもけが人はなかったが、同社は契約書に報告義務がないとしてこれらを県住宅供給公社に報告していなかった。
http://www.asahi.com/national/update/0609/SEB200606090007.html