2006年06月09日(金) 20時08分
経費など着服、北海道新聞が社員2人を懲戒解雇(読売新聞)
北海道新聞社(札幌市)は9日、経費を着服したなどとして、函館支社販売部次長(40)と、本社事業局員(33)の2人を懲戒解雇すると発表した。
同社によると、次長は2003年9月から今年5月までの間、「新聞配達少年たちの慰労会」などの名目で、96件にわたり経費計約1580万円を着服した。4月に提出したホテルの飲食費伝票が、1か月先の日付になっていたため発覚した。
着服した経費は北海道函館市内のホテルに宿泊するためなどに使ったという。
事業局員は、05年4月から5月にかけて、札幌市内で共催した美術展の入場料を現金で回収する際、2回にわたって計約620万円を着服した。パチンコなどで消費者金融に借金があり、その返済に充てたという。この社員は4月にも、交通事故と組合経費流用を理由に停職2か月の処分を受けている。
(読売新聞) - 6月9日20時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060609-00000313-yom-soci