2006年06月09日(金) 16時03分
原因提示まで停止 赤嶺・古島駅エレベーター(琉球新報)
東京で死亡事故が発生したシンドラー社製のエレベーターが計4基設置されている赤嶺・古島駅でエレベーターの使用を停止していることに関し、沖縄都市モノレール社(湖城英知社長)は9日午前同社で開かれた取締役会で、シンドラー社から古島駅で2日に発生した故障の原因が報告書として提示されるまでは運転を再開しない方針を明らかにした。
また、沖縄都市モノレール、県、那覇市、シンドラー社などの担当者で構成する対策チームが9日までに両駅のエレベーターの調査を終えた。
沖縄都市モノレールがシンドラー社に求めているのは(1)2日に古島駅のエレベーターで利用者が閉じ込められたトラブルの原因報告書の提出(2)死亡事故が起きた機種と駅で使用されている4基の機種の違いを明らかにすること(3)エレベーターの制御装置に問題がないかどうかの確認—の3点。
沖縄都市モノレールは12日までの分析を求めており、12日沖縄都市モノレール、県、那覇市の担当者で構成する対策会議でシンドラー社からの報告を求める。
(琉球新報) - 6月9日16時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060609-00000016-ryu-oki