2006年06月09日(金) 15時34分
危険性認識?八王子のトラブルで「制御盤誤作動」回答(読売新聞)
東京都港区の高層住宅エレベーター死亡事故に絡み、「シンドラーエレベータ」(江東区)製のエレベーターが4件のトラブルを起こした東京都八王子市の公共施設で、事故の42日前の今年4月にもドアが開かなくなるトラブルが起き、同社が委託業者を通じて、「制御盤に誤作動があった」と文書で回答していたことが9日わかった。
警視庁捜査1課は、同社が、制御盤にトラブルが発生する危険性を認識していた可能性があるとみて、同社関係者から事情聴取する方針。
トラブルが発生したのは、八王子市芸術文化会館「いちょうホール」(同市本町)。同市によると、今年4月22日午後、4階で開かれる絵画教室に参加するため、市民ら3人が1階からエレベーターに乗り込んだが、ドアが約20センチ開いたまま上昇。間もなく閉じたが、今度は停止後に開かなくなった。
(読売新聞) - 6月9日15時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060609-00000207-yom-soci