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2006年06月08日(木) 00時00分

シ社製エレベーター 3区の3施設でも不具合 東京新聞

 港区の高層マンションで男子高校生がエレベーターに挟まれた死亡事故で七日、二十三区が管理する施設を東京新聞が調査した結果、足立、練馬、文京区の三施設で、「シンドラーエレベータ」製のエレベーターの不具合が報告されていたことが分かった。このうち同日の点検で不具合が判明した足立区では、ただちにエレベーターを休止し、シンドラー社に緊急点検を要請した。 (小嶋麻友美、大原啓介、中山洋子)

 足立区によると、不具合が確認されたのは、五階建ての区営住宅「弘道一丁目第2アパート」の一基。この日の緊急点検で、ドアにある人や物を感知し、挟まないようにする足元のセンサーがゆがみ、機能できなくなっていたことが判明した。

 同日夕、作業員二人が同アパートを訪れ、乗り口に「定期点検中」の札を付けて、エレベーターを昇降させるなどして不具合の状況を調べていた。

 このほか文京区内の特別養護老人施設では、一九九二年ごろに扉が開かなくなったほか、昨年にも停止時に段差が生じる不具合があった。

 また練馬区では二年前に、区営住宅のエレベーター一基で、ボタンの点灯に関するトラブルが二回にわたり報告されたという。

 二十三区内では現在、判明しているだけで、区営住宅や小中学校、高齢者福祉施設など、区が管理する施設でシンドラー社製エレベーターが七十基以上設置されている。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060608/lcl_____tko_____000.shtml