2006年06月07日(水) 22時27分
死亡事故「シンドラーエレベータ」など警視庁が捜索(読売新聞)
「シンドラーエレベータ」から押収資料を運び出す捜査員ら(7日午後9時)
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東京都港区の区民向け住宅「シティハイツ竹芝」で今月3日、都立小山台高校2年市川大輔さん(16)がエレベーターに挟まれて死亡した事故で、警視庁捜査1課は7日、事故機の製造元の「シンドラーエレベータ」(江東区)と、同住宅を管理する港区住宅公社など関係先6か所を業務上過失致死容疑で捜索した。
同住宅のエレベーターは約3年前から、ドアが開かないなどのトラブルが少なくとも41件起きており、捜査1課は、事故の直接の原因とともに、同社や住宅公社の安全管理に落ち度がなかったか捜査を進める。
一方、国土交通省は、全国に七千数百台あるとみられる同社製エレベーターの設置場所を調査し、所有者に点検を依頼するよう、全都道府県に指示した。
(読売新聞) - 6月7日22時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000111-yom-soci