2006年06月07日(水) 07時18分

事故当時、エレベーター扉は全開状態と判明（朝日新聞）

　都立高校２年の男子生徒（１６）が東京都港区の公共住宅のエレベーターに挟まれ死亡した事故で、生徒がエレベーターの床と１２階の天井に挟まれた際、扉は全開状態だったことが警視庁の調べで分かった。同庁は扉の開閉を認識する部品の異常で、エレベーターが「扉が完全に閉まった」と誤認して動き出した可能性があるとみて調べている。

　捜査１課の調べでは、扉の開閉は屋上の機械室にある制御盤で操作しているが、制御盤自体には故障などは見つかっていない。かごを上下させるモーターにも異常は見られないという。

http://www.asahi.com/national/update/0607/TKY200606060638.html