2006年06月06日(火) 19時11分
シ社の総点検後も故障続発 東工大のエレベーター(共同通信)
男子高校生が死亡した東京都港区のマンションと同じシンドラーエレベータ社製のエレベーターの不具合が続発していた東京工業大すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)で、昨年末から今年初めにエレベーターの緊急総点検をしたが、その後もトラブルが相次いでいたことが6日、同大関係者の話で分かった。
関係者によると、同社は「品質性能改善作業」として緊急総点検を実施したが、それ以降も扉が閉まらないなどの故障やトラブルが6、7件相次いで発生。今回の死亡事故を受け同大は、エレベーターに社員を常駐させ安全確保を図るよう申し入れた。
同大が修理や調整を依頼した不具合のうち、これまでに同社から完了報告があったのは14件で、残る複数件についてはまだ報告がないという。
(共同通信) - 6月6日19時11分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060606-00000140-kyodo-soci