2006年06月06日(火) 14時42分
管理会社の変更時、異常多発伝えず…エレベーター死亡(読売新聞)
東京都港区の区民向け住宅「シティハイツ竹芝」12階で都立小山台高校2年市川大輔(ひろすけ)さん(16)がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、区住宅公社側が昨年4月以降、保守管理の委託先を2度切り替えていたにもかかわらず、エレベーター故障が多発していることを新たな委託先に伝えていなかったことが6日、分かった。
一方、警視庁の現場検証で、エレベーターの昇降を制御している制御盤に異常があった疑いが浮上。
同庁は、故障の情報がきちんと伝えられなかったことが異常を見逃す結果につながったとみている。
区住宅公社によると、同住宅のエレベーターの保守管理は、2004年度まで製造元の「シンドラーエレベータ」(江東区)に委託していたが、当時からドアが開かないなどのトラブルが多発していた。
(読売新聞) - 6月6日14時42分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060606-00000507-yom-soci