2006年06月05日(月) 00時00分

ネットカジノ店８店運営、会社役員ら逮捕−京都（ZAKZAK）

　インターネットを通じて海外の賭博用データをダウンロードし、バカラ賭博などを行っていたネットカジノ常習賭博事件で、京都府警と愛知県警の合同捜査本部は５日までに、ネットカジノ店を設置・運営したとして、京都市山科区、会社役員（４１）ら４人を常習賭博容疑で逮捕、また、名古屋市中区、自称フリーター（２７）ら６人を常習賭博と単純賭博の現行犯で逮捕した。

　調べによると、会社役員ら４人は昨年６月上旬から今年２月２３日までの間、京都市中京区のネットカジノ店「ゴールドラッシュ」で、店のパソコンを使用し、フィリピンに設置されたサーバーコンピューターにアクセス。「ＢＩＧ　ＪＯＹ　ＣＡＳＩＮＯ」と称する賭博用データをダウンロードした上で、バカラなどの賭博をした疑い。

　また、自称フリーターら６人は今年６月３日午後９時ごろ、名古屋市中区のネットカジノ店「オンリーワン」で、同様の方法で賭博をした疑い。

　会社役員ら４人は同様のネットカジノ店を８店設置していたとみられ、合同捜査本部は店舗設置の経緯や資金の流れなど全容解明を急ぐ。

ZAKZAK 2006/06/05

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_06/t2006060511.html