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女性は豪憲君と同じ住宅団地内に住む。捜査本部は4日早朝から、女性宅のほか同県能代市の実家や、ふだん使っている白い軽自動車などの捜索を進めた。豪憲君につながる遺留品や微物がないかを詳しく調べるのが狙いだ。
捜査本部の調べでは、女性は5月17日夕方ごろ、自宅から南に約12キロ離れた能代市の米代川岸の道路わきの草むらに豪憲君の遺体を捨てた疑いが持たれている。豪憲君は同日午後3時すぎ、帰宅途中に何者かに連れ去られ殺害されたとみられている。死因は背後から首を絞められたことによる窒息死だった。
捜査本部は、豪憲君が自宅の約80メートル手前で行方が分からなくなったことや、抵抗したような形跡がないこと、周辺で不審な人物が目撃されていないことなどから、豪憲君と顔見知りで周辺に土地勘のある人物による犯行との見方を強めていた。
女性は朝日新聞のこれまでの取材に、「(事件のあった)17日は午後2時から4時まで1人で家にいた。その後、実家に行き、捜索に参加した」などと話し、関与を全面的に否定していた。
一方、豪憲君の自宅がある住宅団地では、4月9日午後、小学4年の女児(当時9)が「友人の家に行ってくる」と言い残して外出したまま行方が分からなくなった。翌10日午後、豪憲君の遺体発見現場から約2キロ離れた米代川支流の藤琴川で、水死体として見つかっている。捜査本部は「遊んでいて、過って川に転落した」として事故死とほぼ断定しているが、豪憲君の事件を受けて再捜査をしている。
http://www.asahi.com/national/update/0604/TKY200606040211.html