2006年06月02日(金) 03時41分
東京地検、村上ファンド幹部を任意で事情聴取(読売新聞)
ニッポン放送株の売買を巡り、村上世彰氏(46)が率いる「村上ファンド」の投資顧問会社だった「MACアセットマネジメント」元役員の同ファンド幹部や、取引のあった証券会社関係者が、東京地検特捜部から任意で事情聴取を受けていたことが分かった。
MAC社は、ライブドアが2005年2月にニッポン放送株を大量に買い占める前、同放送株を購入していた。
証券取引法は、株の買い占め情報を事前に知った者が公表前に株を購入する行為をインサイダー取引として禁じており、特捜部は同法違反にあたるかどうか慎重に捜査している。
ニッポン放送株を巡っては、フジテレビジョンが05年1月17日、ニッポン放送の完全子会社化を目指し、株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表。これに対し、ライブドアが2月8日の時間外取引などで、ニッポン放送の発行済み株式の約35%を取得し、激しい争奪戦が展開された。
(読売新聞) - 6月2日3時41分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060602-00000001-yom-soci