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駐車違反の取り締まりの民間委託などを盛り込んだ改正道路交通法が1日から施行され、初日は全国264警察署の管内で、計1578人の民間監視員が取り締まりに当たる。
短時間でも車両を離れれば違反になるなど、従来とは取り締まりの仕組みが大きく変わるため、委託を受けた民間各社は、前日の31日も現場の下見や打ち合わせといった準備に追われた。
民間監視員は違反車両をカメラで撮影し、ステッカー(標章)を張る作業を行う。迷惑駐車などが多い都市部を中心に47都道府県の270署が、警備会社など74法人に委託しており、1日は大半の地区で午前8〜10時に巡回が始まる。
現場でのトラブルなどに備え、監視員に警察官が同行する地区も。改正法では、ドライバーが反則金を払わなかった場合、違反車両の所有者にも「放置違反金」を科す。取り締まりも、放置車両を確認した段階で「違反」と認定する。