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通信・放送懇談会に出席した(右から)古屋範子政務官、松原聡座長、山崎力総務副大臣ら=1日、総務省で
通信・放送懇談会がまとめたNHK改革案
懇談会は「NHKがグループ全体として肥大化している」との見解で一致し、原案はNHKに組織と事業の両面でスリム化を求める内容になった。6日に最終報告として正式発表する。総務省は報告をもとに改革の具体化作業に入る。支払い義務化については早ければ来年の通常国会に放送法改正案を提出する方針。
カラ出張などの不祥事が続いた娯楽・スポーツの制作部門は「公共性が必ずしも高いとは言えない」として、本体から分離して関連子会社と一体化した新子会社とするよう提言。民間との競争にさらす方針を打ち出した。
すべての子会社について本体から出資を続ける必要性も精査し、抜本的な整理・統合・民営化に着手して子会社の数を大幅に減らすことも盛り込んだ。
国際放送は新設する子会社に移し、民間放送からの出資も受け入れて外国人向けの放送を強化すべきだと明記した。
チャンネル削減では、07年の放送終了が決まっているBSアナログハイビジョンのほか、BSで1波、ラジオで1〜2波を11年までに削減するよう求めた。BSは2チャンネルを使って難視聴対策の役割を担っているが、「1チャンネルで十分」と指摘。ラジオのうちAM、FMのどのチャンネルを削るかはさらに詰める。
http://www.asahi.com/national/update/0601/TKY200606010320.html