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打ち切り決定に対する弁護団の異議申し立ての棄却が明らかになった30日。地下鉄サリン事件で営団地下鉄職員だった夫を亡くした高橋シズヱさんは記者会見を開き、「決定が出されたことはよかった。早く確定に向けて粛々と裁判を進めてほしい」と、判決の早期確定を求めた。
これに対し、棄却決定を聞いたある弁護人は、被告の治療が「さして意味があるとも思われない」と退けられた決定について、「治療の必要がないとは。ひどい決定だ。もちろん最高裁に特別抗告する」と語った。
一方、教団から被害者への賠償が滞る中、教団破産管財人は被害者への配当を充実させるため一般債権者に債権放棄を呼びかけ、大半が賛意を示している。このため、管財人は現在、放棄された分の債権を譲り受け、被害者に配分する「オウム真理教犯罪被害者支援機構」を来月発足させようと、準備を進めている。
http://www.asahi.com/national/update/0530/TKY200605300520.html