2006年05月31日(水) 18時01分
架空請求:「国民健康保険庁」名乗り、電話連絡求める 県など、注意呼びかけ /島根(毎日新聞)
県と松江市は30日、実在しない「国民健康保険庁」を名乗って電話連絡を求める督促状が松江市内の男性宅に届いたと発表した。県などでは架空請求の可能性が高いとして、注意を呼びかけている。
督促状は、はがきで29日に届いた。国民健康保険庁(東京都千代田区霞ケ関)と名乗り、「国民健康保険の負担割合が変更された」と通告。「年金未納期間がある」「連絡をしないと保険証が使用停止になる」などと指摘した上で、はがきに書かれた電話番号に連絡するよう求めている。
受け取った男性が電話をかけたがつながらず、不審に思い同市に届けた。全国的に同様のはがきが送られていることから、県は全市町村に連絡するとともに「督促状を受け取っても絶対に電話しないでほしい」と呼びかけている。【久野洋】
5月31日朝刊
(毎日新聞) - 5月31日18時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000235-mailo-l32