2006年05月31日(水) 14時00分
1500人分ツアー中止=W杯チケット入手できず〔W杯関連〕(時事通信)
サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会の観戦ツアーを販売していた旅行会社「マックスエアサービス」(東京都千代田区)は31日までに、観戦チケットの入手が不可能になったためツアーを中止するとホームページ(HP)で発表した。同社関係者によると、約1500人がツアーを申し込んでいたという。
同社はHPで、中国の旅行会社からチケット入手確認の連絡がなく、中止を決めたと説明。申し込んだ顧客に「深くおわびします」と謝罪している。
同社には顧客から問い合わせが殺到。直接訪れた都内の女性は「信じてくださいと言われていたのに…。まだ知らない人もいるのではないか」と不満をあらわにした。
日本が初出場した1998年フランス大会では、旅行会社がチケットを確保できず、現地に行きながら観戦できないサポーターが続出。国際サッカー連盟(FIFA)は前回の日韓大会から旅行会社へのチケット割り当てを廃止した。
今回のW杯で大手各社はチケット付きのツアーを断念したが、独自にチケットを確保したとしてツアーを企画している旅行会社もある。
(時事通信) - 5月31日14時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000055-jij-spo