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県警によると、宗像市で01年7月、トラックにオートバイが追突する事故があり、事故の調査の過程で、現場にある駐車禁止の標識が公安委から承認を受けていなかったことが判明。県内の他の道路標識の承認の有無について調べていた。
誤摘発となった38人の「違反」は、須恵町と福岡市南区の交差点での一時停止違反が21人、北九州市小倉北区での駐車違反が17人。
須恵町の誤摘発は今年3月、町道交差点で摘発した7人の事務手続き中に公安委の承認のない標識だったことが判明。6人から反則切符を回収し、反則金を納めていた1人に反則金を返還した。この標識による過去の摘発を調べたところ、01〜05年に計13人(反則金計28万6000円)を誤って摘発。福岡市南区塩原の市道交差点でも公安委未承認の標識にもとづいて1人を一時停止違反で摘発していた。
北九州市小倉北区では、香春口2丁目の市道で駐車違反の標識に基づき車をレッカー移動したが、この標識は市道につながる別の道を対象としていた。同様に規制対象を間違えて16人を誤って摘発していた。
38人のうち5人は、誤摘発による違反点数が加算されて免許停止となっており、経済的に影響がある場合、県警は補償も検討するという。
http://www.asahi.com/national/update/0530/SEB200605300002.html