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不正免除問題をめぐっては、首相の肝いりで民間から起用された村瀬清司長官に対し、保険料の納付率向上などの目標を掲げた手法が現場にプレッシャーとなったなどとして責任を問う声が野党から出ているが、首相は「改革をつぶそうとする勢力が(社保庁の)内部にあって問題を利用しようとしている」と述べ、村瀬長官のもとでの改革を支持する考えを示した。
また自民党の武部勤幹事長も同日の会見で、「国民不在、公費の天国のような職場環境(を守る)のために村瀬長官を辞めさせようとしているのではないか。問題があるからこそ、改革を断行しなければならない」と強調した。
外部調査チームは、法律や経理、会計の専門家に加わってもらい、場合によっては監査会社の協力も得る見通し。社保庁は、昨年度に受理した全国約270万人分の免除・猶予申請の書類をすべて点検し直すことにしており、こうした調査と連動しながら、ほかに不正事例がないかを再点検する。