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訴えを起こすのは、04年3月末に退職した佐々木友善・元道警総務部長(62)。
訴訟の対象になるのは、道新の記者2人と同社の菊池育夫社長に加え、道新の取材や、記者の発言などを素材に本を出版した講談社と旬報社(同・東京)の社長の計5人。
佐々木氏によると、「追及・北海道警『裏金』疑惑」(講談社文庫)、「警察幹部を逮捕せよ」(旬報社)の2冊の中で、佐々木氏が不正経理問題で対応中のころ、道新の記者に対し「わかるでしょう。理解してよ」「いやいやいや、いったい、どこまでやられるかと思ったよ」と発言し、追及から逃れ、あんどした本心を語った、などと記されている。
佐々木氏はこのような言動について全面否定。訂正や謝罪を求め1年半以上、道新などと交渉してきたが、進展がなく法廷で争うことにしたという。
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〈講談社の話〉 本は長期の綿密な取材に基づくものであり、記述内容にまったく問題はない。
〈北海道新聞社の話〉 提訴されることになれば残念です。
〈旬報社の話〉 訴状をみていないのでコメントできない。
http://www.asahi.com/national/update/0530/TKY200605290401.html