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インターネット上にゲーム会社の偽ホームページ(HP)を作り、アクセスしてきた約90人の個人情報を盗み取るフィッシング行為をしたとして、警視庁は30日、名古屋市内に住む中学3年の少年(14)を不正アクセス禁止法違反と著作権法違反の疑いで書類送検した。未成年者によるフィッシング行為の摘発は、全国で初めてという。
調べでは、少年はネットを使った対戦ゲームなどを運営している都内のゲーム会社のHPに似せたページを半年をかけて作成。今年2月下旬から3月中旬、だまされてアクセスしてきた94人のIDやメールアドレスを入力させて盗み取った上、そのIDなどを使ってゲーム会社のHPに約350回、不正にアクセスした疑い。少年は入手したIDで他人になりすまし、ゲームを繰り返していたらしい。
この少年は「他人が対戦ゲーム内で使っているアイテムが欲しかった」などと話しているという。