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姉歯被告は昨年12月、衆院国土交通委員会で構造計算書の偽造はGS池上(98年7月に建築確認)が始まりだったとした上で、「篠塚被告から鉄筋量を減らすようプレッシャーをかけられた」と証言。「木村建設からの仕事が90%くらいで、生活ができなくなるため、やむを得なかった」とも述べた。
しかし、逮捕後の調べで、姉歯被告がGS池上より前の複数の物件で構造計算書を偽造していたほか、木村建設の仕事量も多くなかった疑いが浮上。事情聴取に対し、姉歯被告は証言が虚偽だったことを認め始めたという。捜査本部は、姉歯被告が98年より前の段階で、簡単に構造設計をこなし、多くの仕事を受注するため、自ら偽装を始めたとみている。
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警視庁などの捜査本部は29日午前、東京都稲城市のマンション「GS稲城」の現場検証を始めた。姉歯被告に対する建築基準法違反容疑の検証になる。GS稲城は国交省が告発した4物件の一つ。捜査本部は、鑑定書がそろった段階で姉歯被告を追送検する。
http://www.asahi.com/national/update/0529/TKY200605290104.html