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再春館製薬所の社員が今年1月、自社製品が大量にネットオークションに出品されているのに気づき、発覚した。
同社によると、出品されたのは配送中、段ボール箱がへこんだり水にぬれたりしたもので安全性に問題はない。同社は商品配送や、配送中に包みが破損した商品の処分を大手運送会社に委託。中身に損傷がなくても処分したが、処分方法は指示していなかった。
九州産廃によると、男性社員がパソコンのデータを消したため、誰が落札したかはわかっていない。同社は3月、男性社員を懲戒解雇した。「反省している」としている。熊本県廃棄物対策課は、男性社員の行為が産業廃棄物処理法違反(産廃管理票の虚偽記載)にあたるとし、九州産廃に口頭で注意した。
再春館製薬所は「運送業者に裁断処分にしてもらうなど再発防止策をとった。ネットオークションの商品の安全性まで保証するのは難しく、利用しないでほしい」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0529/SEB200605290003.html