2006年05月29日(月) 21時05分
公判での偽証を知人に依頼、元プログラマーに実刑(読売新聞)
覚せい剤事件の裁判でうその証言をするよう頼んだとして、偽証教唆と覚せい剤取締法違反の罪に問われた元プログラマー、上遠野皇(かどの・こう)被告(36)に対し、東京地裁は29日、懲役4年6月(求刑・懲役6年)の実刑判決を言い渡した。
川口政明裁判官は、「裁判員制度の導入を控え、法廷証言の重要性が一層増しているのに、偽証をさせて無罪になろうとする態度は厳しく非難されなければならない」と述べた。
判決によると、覚せい剤を使用、所持していたとして起訴された上遠野被告は公判中の2005年8〜9月、拘置所から知人の男(35)に手紙を数回送り、裁判で偽証するよう頼んだ。男も今年3月、偽証罪で懲役1年4月の実刑判決を受けた。
(読売新聞) - 5月29日21時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000412-yom-soci