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2006年05月28日(日) 13時06分

国民投票法案、与党単独採決せず 自民・保岡氏産経新聞

 衆院憲法調査特別委員会の保岡興治自民党理事は28日のNHK番組で、与党と民主党がそれぞれ提出した憲法改正手続きを定める国民投票法案について「慎重に幅広く論議するのが大事だ。今国会で与党案をそのまま採決することはない」と明言、民主党と修正協議を進めて3党合意を図る考えをあらためて示した。

 これに対し民主党の枝野幸男憲法調査会長は今国会での修正協議について「まったく考えていない。各党がそれぞれの案を示すのが第一ステップだ」と述べた上で、「共産、社民、国民新党を含めた6党で合意形成に努力し、一致しない限りは法案を成立させるべきでない」と拙速な議論の回避を強調した。

 同特別委の斉藤鉄夫公明党理事は、焦点の投票権者の年齢について「将来、『18歳以上』に下げる方向で頑張ると法案に書き込む方法もある」と述べ、法案の付則などに努力規定を盛り込む修正方法もあると指摘した。

(05/28 13:06)

http://www.sankei.co.jp/news/060528/sei049.htm