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駒崎義弘・衆院事務総長は朝日新聞の取材に、「庁費の飲食への使用についても、理解を得られるものではないことは承知している」として、自ら主催した外部での酒席を伴った会合費代として約100万円を24日に自主返納したことを明らかにした。同事務総長は、国政調査活動費から支出した議員らの飲食のうち院外での酒食について自ら決裁した約94万円を先週末に返納している。
衆院の03年度庁費の決算額は7億2456万円。資料によると、衆院はそのうち968万円を飲食に支出。うち324万円を酒購入や飲酒を伴う会合に使っていた。
駒崎事務総長が主催していた会合は「事務局幹部等と懇談」名目。03年12月、東京・銀座の中華料理店で、1人2万5000円の料理11人分と紹興酒などで計45万円を支出。04年1月、東京・お台場の中華料理店で料理やビールなど計27万円、同年2月には東京・南青山の日本料理店で料理や日本酒など計28万円を支払っていた。
事務総長の主催以外にも、03年春には「秘書調査会等のための事務打ち合わせ」として、東京・永田町のそば店に焼酎や日本酒代などで5回計6万円を支払っている。
同年7月には「庶務部関係事務打ち合わせ」として、東京・赤坂のホテルにチーズ3種盛りや赤ワインなどで計3万円、同年9月には「議員課関係事務打ち合わせ」名目で、東京都千代田区の飲食店に1人1万円の和懐石料理10人分計10万円を支払っている。
これらの支出に対し、衆院事務局は「当時においては必要なこともあったのではないかと思う。現在においては行われていない」としている。