【名古屋市】悪質勧誘に注意を　中署栄地下街でキャンペーン若い女性たちを呼び止めて啓発用のウエットティッシュを配る参加者（左）＝名古屋市中区栄３の地下街で（中日新聞）

2006年05月27日(土) 00時00分

　通りがかりの女性に声を掛け「飲みに来て」「ホステスにならないか」などとしつこく誘う通称「カラス」から身を守ってもらおうと、名古屋・中署と名古屋市、名古屋飲食協同組合によるキャンペーンが２６日、中区栄の地下街であった。

　同署によると栄地区では黒いスーツを着た客引きやスカウトたちが２００３年ごろから目立ち始めた。服装と若い女性に群がる様子から「カラス」と呼ばれている。

　キャンペーンには約２０人が参加。「悪質勧誘にご注意」と記したウエットティッシュを５００個用意し、通りがかる女性たちに配った。同組合の林三芳常務理事（５８）は「立ち止まるとダメ。無視してほしい」と話していた。　（梅野光春）

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