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市議の宿泊代は一泊一万三千円、日当は一日千百円。事務局職員はそれぞれ一万二千円、千円だけだが、同市議会は「一泊六万円を基本とし二泊で十二万円を計上する」として、議員と事務局職員に一律十二万円の特別旅費を支給していた。
五委員会の二〇〇五年度視察旅行では、市議らが宿泊先の宴会に公費でコンパニオンを呼んでいたうえ、議会事務局がこれら不適切な支出を隠すために明細書などを処分するズサンな会計処理をしていたことが判明、問題になっていた。
このため、塚本肇議長らが記者会見し「不適正な会計処理だった。今後、旅費は定額支給に改める。規定外については応分の負担をしたい」と謝罪、市議、事務局員ともに旅費条例の定額を上回る支出分の返納を約束していた。
返納額は、文教厚生委員会の三十四万六千円から建設委員会の十八万五千円までの計百三十六万円。特別旅費支給の市議、事務局職員のほか、定額旅費支給で視察に参加し酒食をともにした助役、部長職も含む全員が二十五日までに、一人平均二万四千六百円を返納したという。 (坂入基之)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060527/lcl_____ibg_____001.shtml