2006年05月27日(土) 00時00分

【広域】 消費者トラブル体験談など発表 県が防止懇談会 （東京新聞）

　５月を「消費者被害未然防止強調月間」と定める県は、名古屋市内で「消費者トラブル防止懇談会」を開いた。消費者や訪問販売などの事業者ら約２０人が、悪質商法の最新情報などについて意見を交換した。

　２００５年度は０４年度に比べ、不当請求の件数が半減した半面、若者や高齢者を狙ったマルチ商法や点検商法が増加。特に最近は大学生など若者を対象にしたネットワークビジネスの悪質な勧誘が流行し、金銭的な被害だけでなく人間関係を損なうなどの深刻な影響を及ぼしている。

　懇談会では、被害者の親族が生々しい体験談を発表したほか、消費者側からは偽ブランド品の購入を防ぐ方法についての質問が出た。事業者側からは正規のブランド取扱店での買い物など、被害に遭わないためのコツがアドバイスされた。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/ach/20060527/lcl_____ach_____013.shtml