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有玉小では、児童に不審者への警戒の仕方を考えさせ、対処法を身につけさせる狙いで、浜北署と同署地域安全推進員女性部「ひまわりの会」が協力した。
推進員が紙芝居を通じて優しそうな人に見えても付いていかないよう呼び掛けた。不審者と子ども役を演じ「お母さんが交通事故に遭った。車に乗って病院に行こう」と声を掛けたり、モデルのスカウトとして誘うなどの手口を披露した。
この後、児童は不審車両との安全な距離や、不審者に遭った時の逃げ方を学んだ。「知らない人について行かない」「車に乗らない」「大声で叫ぶ」「すぐに逃げる」「知らせる」という五つの対応を、頭文字などで「イカのおすし」と覚えた。
平山小では、西校舎一階から不審者が校舎内に入り込み、二階の五年生教室に侵入したとの想定で訓練があった。
不審者役の細江署員が「先生に会いに来た」と言いながら、制止しようとする先生たちを振り切って教室へ。刃物を取り出して振りかざすと、先生たちは教室に置いてあった竹刀を手に追い払う一方、児童七十七人をグラウンドへ避難させた。
不審者は、先生たちが教室内に閉じこめている間に、一一〇番通報で駆けつけた署員たちに取り押さえられた。
同署は「先生同士が応援を呼んだり、子どもを逃がすためもっと声を出し合って。追い払う際も竹刀だけでなく教室のいす、机など身近にあるものを使って」とアドバイスした。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20060527/lcl_____siz_____001.shtml