2006年05月27日(土) 03時07分
健康器具販社、投資名目で数億?集める…道警など捜査(読売新聞)
財務当局の許可を受けていない女性数人が「外国為替に投資する」などの名目で違法に出資金を集めているとの相談が北海道警にあり、新潟、長野、岐阜、三重、熊本の各県警と合同で出資法違反(預かり金の禁止)容疑で捜査に乗り出していることが26日、分かった。
女性らが勤めていた、さいたま市の健康器具販売会社が、全国の100人以上から数億円を集めていた疑いが浮上、捜査当局では、出資者に金が返っていないケースもあるとみて、詐欺容疑も視野に調べている。
この会社は東京都世田谷区の女性(69)が代表を務めている。関係者によると、札幌市などの出資者数人が2003年春から秋にかけ、同市の女性から「(知り合いの社長がいる)健康器具販売会社に預けると、為替などで運用して、半年で40%増える」と勧誘され、数回に分け計約2700万円を出資したという。
(読売新聞) - 5月27日3時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060527-00000501-yom-soci