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起訴状によると、ライブドアの元幹部四人と公認会計士二人は堀江被告と共謀。同社の二〇〇四年九月期連結決算で、実際は約三億円の赤字を約五十億円の黒字に見せかけた有価証券報告書を作成。熊谷被告を除く三人の元幹部と堀江被告は〇四年秋、関連会社ライブドアマーケティングの企業買収で、虚偽情報を公表したとされる。
宮内被告は株式分割と企業買収とを組み合わせた資金還流システムを発案したとされ、堀江被告を強力に支えた。しかし、今年一月に家宅捜索を受けた際、「おれは知らないよね」と繰り返す堀江被告に嫌気がさし、同被告の事件への関与を供述したという。宮内被告は保釈後、横浜市の自宅で裁判の準備をしたり、地検の聴取を受けたりしながら初公判を迎えた。
一方、堀江被告は今月十日の公判前整理手続き第一回協議で起訴事実を全面否認。二十四日に公表した自筆の文書でも「違法行為を指示、了承したつもりはありません。当面は裁判に没頭するつもりです」と表明している。宮内被告の供述調書を読んで「事実と違う」と漏らしているという。
ライブドアマーケティング前社長岡本文人被告(38)、ライブドアファイナンス前社長中村長也被告(38)は、初公判で起訴事実を大筋で認めるとみられる。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060526/eve_____sya_____006.shtml