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開発で失われた緑を回復させる緑豊かな街並みを目指す「グリーンチェーン戦略」の一環で、データをヒートアイランド現象の抑制策に活用したいとしている。
市内に三つあるTX駅のうち、JR武蔵野線と交差する南流山駅を除く両駅は、樹木が茂る平地林や運動公園の近くに開設され、周辺では大規模な宅地開発が進む。駅を中心に半径一キロほどの範囲で緑地と住宅地の気温、湿度の差を測定し、森林の冷気が住宅地に流れ出すことによる冷却効果がどの程度あるか調べる。
環境省の「都市緑地を活用した地域の熱環境改善構想」に基づいた調査で、同省の助成金を受けて計測機器を整備する。国と市、学識経験者、市民団体、土地区画整理事業者などでつくる研究会を設け、定期的に毎年夏の二日間、両駅周辺の一帯で測定する。
市では「結果を街づくりに対する啓発活動にも役立てたい。少なくとも五年間は続ける予定」としている。 (川田栄)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20060526/lcl_____cba_____003.shtml