2006年05月26日(金) 20時01分
閣僚名使い1000万円詐取の男逮捕＝先物取引和解金名目、余罪追及−大阪府警（時事通信）
自民党閣僚の名前を勝手に使い、先物取引の損失和解金名目で和歌山県の男性から約1000万円をだまし取ったとして、大阪府警天満署は26日までに、詐欺容疑で大阪市西区北堀江、無職滝頭修二容疑者（40）を逮捕した。容疑を認めている。同署は、同容疑者がほかの人も同様手口でだまし、詐取金額は総額数億円に上るとみて余罪を追及する。
調べでは、滝頭容疑者は架空会社の代表を名乗り、先物取引会社と損害和解金の交渉中の和歌山県日高郡の自営業男性に接近。先物取引業界に影響力のある自民党閣僚の名を挙げ「（この閣僚が）圧力を掛ければ和解金を多くもらえる」と持ち掛け、男性が和解金として約1000万円を受け取った後に「（閣僚が）事実関係を確認する」などとして全額預かり、そのまま詐取した疑い。
（時事通信） - 5月26日20時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060526-00000132-jij-soci