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内閣府が昨年１１月から１２月にかけて、全国の障害者４６５１人を対象に調査し、２１９１人が回答した。
バリアフリー化について「この１０年間の変化」を尋ねたところ、「利用しやすくなった」と感じる人が最も多かったのは「交通」で６１．７％。続いて「電話・携帯電話」５８．５％、「公共施設」５８．４％などで、「住宅」が最も低い２３．７％だった。
「利用して困ったことがある施設、サービス」では、「歩道」が最多で５６．４％。「駅、鉄道」４５．９％、「スーパー、コンビニ、デパート」４５．３％なども目立った。
内閣府の委託で調査を実施した障害者インターナショナル（ＤＰＩ）日本会議の金政玉事務局次長は「条件整備は進んだが、障害者用駐車場に一般車がとまっていたり、バスやタクシーで乗車拒否されたり、不便を感じることはまだ多い」と話している。