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罪状認否で宮内被告は、粉飾決算について「おおむね間違いありません」と認めたものの、関連会社の虚偽情報公表については「関与する立場にない」と否認した。
6被告とは分離公判となる前社長堀江貴文被告(33)は全面無罪を主張しているが、起訴事実をほぼ認めた宮内被告は堀江被告の事件への関与も供述しているとされ、かつてのトップとナンバー2が、法廷では対立する構図となりそうだ。
ライブドアマーケティング前社長岡本文人被告(38)も起訴事実を認めた。ライブドアファイナンス前社長中村長也被告(38)も大筋で認めるとみられる。
起訴状によると、ライブドアの元幹部4人と公認会計士2人は堀江被告と共謀。同社の2004年9月期連結決算で、実際は約3億円の赤字を約50億円の黒字に見せかけた有価証券報告書を作成。熊谷被告を除く3人の元幹部と堀江被告は04年秋、関連会社ライブドアマーケティングの企業買収で、虚偽情報を公表したとされる。
宮内被告は株式分割と企業買収とを組み合わせた資金還流システムを発案したとされ、堀江被告を強力に支えた。しかし、今年1月に家宅捜索を受けた際、「おれは知らないよね」と繰り返す堀江被告に嫌気がさし、同被告の事件への関与を供述したという。宮内被告は保釈後、横浜市の自宅で裁判の準備などをしながら初公判を迎えた。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060526/eve_____sya_____008.shtml