悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
本山茶の主産地では、やぶきた品種以外の茶の価格が1000円を割り、採算に合わないため、生産を途中でやめた茶農家が出た。また、大川地区の茶農家は多くが茶工場に荒茶加工を頼み、荒茶加工代金1000円を支払うため、採算割れになりつつある。
買い手の製茶問屋にも仕入れを抑える事情がある。「秋以降、不足分は問屋同士の取引で買うことができる。その時、手形で買えば資金の負担も少ない」と話す。
得意先の茶小売店に新茶を売っても代金がすぐに回収できる場合ばかりではない。秋以降の仕入れなら、仕入れ資金の金利負担や倉庫代を減らすことができ、資金繰りが助かるという。
製茶あっせん所には、沼津、富士などから持ち込まれた。沼津は今週末、標高の高い大淵地区がある富士は5月末まで摘採が続く。 (松本利幸)
静岡茶市場(県内9万7000キロ、県外6300キロ。キロ・円)
県内平均 1528
県外平均 1201
沼 津 900 1200
小 島 1150 2600
両河内 1150 2200
美 和 1050 2000
藁 科 1100 5000
しづはた 1100 4300
玉 川 1100 3500
清 沢 1200 2500
大 川 1200 4500
天竜北遠 1300 5500
◇
高 知 1000 1900
◇
静岡市葵区内製茶あっせん所(約3万キロ。キロ・円)
清 水 1100 1380
沼 津 900 1200
富 士 1000 1300
◇
鹿児島県茶市場(せん茶約1万キロ。キロ・円)
平均 1065
安値高値 259 9000
http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20060525/lcl_____siz_____002.shtml