2006年05月25日(木) 19時18分

大阪市水道局　部長級に初の民間人（朝日新聞）

　大阪市水道局は２４日、民間から公募していたマネジメント改革担当部長に、「ＮＴＴネオメイト」常勤監査役の比嘉章泰氏（６５）＝写真＝を採用すると発表した。部長級の民間採用は市で初めて。任用予定期間は６月１日から０８年３月３１日まで。

　比嘉氏はＮＴＴの支店長などを経て、０３年７月からＮＴＴ西日本の設備補修や維持管理を手がけるＮＴＴネオメイトの常勤監査役。

　マネジメント改革担当部長は同局の経営改革を主に担当し、予算編成の決定権も一部持つ。３月から申し込みを受け付け、金融やメーカー、保険などの業種から４０代〜６０代の１５人が応募した。書類選考や面接で人柄や民間時代の実績を判断し選考した。

　比嘉氏は同日の記者会見で「果敢に取り組まれている市政改革のお手伝いをしたい。水道局が掲げる改善目標は厳しいが、職員のやる気を大切にし、実行に移したい」と抱負を述べた。

　関淳一市長は「スピードを上げて経営改革を進める水道局にとって適材を得た」と話した。

http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000605250002