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同協議会は5月に入り、約550業者を対象にした調査で約2440万個が死滅していることを確認。山本誠会長は「これから死ぬ貝や生きていても使えない貝もあるため、実質的な被害は7割ほどに達するのではないか」と厳しい見通しを示している。
県内のアコヤガイの多くは水温12度以下の日が一定期間あると死滅する種類。県科学技術振興センターによると、この冬は平年の水温を下回る日が約2カ月間続き、養殖が盛んな同県浜島町の英虞湾の水温は、最低で8.8度まで下がったという。
例年なら4−7月は、貝に真珠のもとになる貝片を入れる「核入れ」の時期だが、4月も水温が上がらず、作業が遅れている。
三重県では、4年前にも同様の被害で約50業者が廃業している。今回の被害に対して同協議会は公的支援の要請も検討している。
ZAKZAK 2006/05/25