2006年05月25日(木) 15時33分
マールボロ「便乗値上げ」財務省指摘で10円引き下げ(読売新聞)
7月のたばこ税の増税に伴い、フィリップ・モリス・ジャパンが主力製品の「マールボロ」シリーズなど41銘柄について増税額を上回る1箱(20本)当たり30円の値上げを申請したことに対し、財務省が「便乗値上げに当たる疑いがある」として、再検討を求めたことが25日、わかった。
たばこメーカーが申請した価格改定に財務省が「待った」をかけたのは1985年のたばこ事業法施行後、初めて。
フィリップ・モリスは24日付で、「マールボロ」(1箱20本入り、現行価格300円)シリーズ13銘柄の新定価を330円から320円に、「フィリップ・モリス・ライトKSボックス」(同270円)など5銘柄の新定価を300円から290円にそれぞれ引き下げるなど、計23銘柄の値上げ幅を20円に引き下げ、30円値上げする商品を18銘柄に減らして再申請した。
(読売新聞) - 5月25日15時33分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060525-00000408-yom-bus_all