2006年05月25日(木) 00時00分

【名古屋市】 高校生も評議に参加 名地裁、裁判員制度で模擬裁判 法廷での審理を基に判決を話し合う生徒ら＝名古屋市中区で （東京新聞）

　２００９年５月までに始まる「裁判員制度」による模擬裁判が２４日、名古屋市中区の名古屋地裁であった。

　５月の憲法週間にちなんで裁判所、検察、弁護士会が合同で開催。滝高校（江南市）の生徒と海部津島女性の会（津島市など）の会員ら計約４０人が参加した。

　代表の８人が裁判員となり、裁判官とともに強盗傷害事件を審理。傍聴の生徒らも結審後の評議に加わり、３つの班ごとに判決を話し合い、２つの班が無罪とした。

　名地裁は裁判員制度の説明会も企画している。今月３１日と７月１９日が午後１時１５分から同３時半、６月２１日が午前９時４５分から正午までで、いずれも先着８０人。問い合わせは広報係＝０５２（２０３）９０９２＝へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/ach/20060525/lcl_____ach_____010.shtml