2006年05月24日(水) 00時00分

貸金業は金利の一本化を−ＵＦＪニコス大森社長（ZAKZAK）

　「２本立てになっている金利を一本化することが望ましい」。貸金業の貸付金利の上限が出資法と利息制限法で異なる「灰色金利」について、ＵＦＪニコスの大森一広社長（６１）＝写真＝は見直しに賛同する。「消費者に分かりやすい体系とし、安心して利用できるようにすべきだ」としている。

　同時に、消費者融資をめぐる問題への対応では「カウンセリング業務の突っ込んだ体制づくりなどを含め、幅広く議論する必要がある」と総合的な検討の必要性を強調。金利の是正だけでは不十分との認識からで、「こうした議論がなければ、過剰融資や多重債務問題の解決にはつながらない」と力説する。

ZAKZAK 2006/05/24

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006052445.html