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GS川崎大師は、元一級建築士姉歯秀次被告=建築士法違反幇助(ほうじょ)罪で起訴=物件であることから、同会は非破壊検査の結果、国土交通省が発表した耐震強度をさらに下回る可能性を指摘していた。同会は同日、本紙の取材に「測定機器には限界がある。鉄筋の不足はなく、施工に問題はなかった」と釈明した。
同会が検査したのは三月から四月。結果について二十一日、会見で発表した。同会によると、検査は金属に反応する電磁波レーダーを使って、建物を支える地中梁の中の鉄筋を調査。レーダーの波形から、鉄筋の本数について「二本確認。さらに一本は推測できる」として事実上、鉄筋三本の不足を言及した。同会は施工業者の瑕疵(かし)は重大として二十三日、検査結果を裏付けようと、建物の基礎部分のコンクリートを削るなどして検証を実施。図らずも、同会の検査結果と正反対の地中梁の施工は“図面通り”だったことを裏付けた。同会は地中梁の検査結果が不正確だったことについて「コンクリートの厚みが想定より厚かった場合などは、違いが生じることもある」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060524/lcl_____kgw_____003.shtml