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取引開始から2時間すぎても、少なくとも5700キロのお茶は拝見台に残ったままだった。買い手は茶工場を選別し、必要量しか仕入れない姿勢に徹しており、値引きしてもなかなか売れなかった。
買い手の一人はケーキ店を例に状況を説明した。「気に入っている店で150円のケーキを買っていて、そうでない店が150円のケーキを100円に安売りしたからといって、一回は買うかもしれないが、続けては買わないのと似ている」という。
この買い手は「天候不順で茶の品質への影響が避けられない中、茶作りに手間を掛けているお茶とそうでないお茶の優劣も激しい」と話した。
続落相場で多くの茶工場の減益が見込まれる中、この日、取引を終えた山間地のある茶工場の累計平均単価は1キロ当たり4000円を上回り、売上金額は前年並みを確保した。茶工場の格差ははっきりしている。 (松本利幸)
静岡茶市場(県内12万3000キロ、県外9587キロ。キロ・円)
県内平均 1649
県外平均 1195
沼 津 1000 1300
小 島 1150 1850
両河内 1200 2800
美 和 1200 2900
藁 科 1200 5500
しづはた 1300 4000
玉 川 1200 3500
清 沢 1200 3000
大 川 1300 4000
天竜北遠 1300 7000
◇
山 口 1120 1250
◇
静岡市葵区内製茶あっせん所(約2万5000キロ。キロ・円)
清 水 1230 1550
沼 津 1000 1300
富 士 1000 1300
◇
鹿児島県茶市場(せん茶約1万6000キロ。キロ・円)
平均 1191
安値高値 320 5100
http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20060524/lcl_____siz_____001.shtml