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大津市では昨年4月から5月にかけて、民家全焼1件を含む11件の連続放火が発生。笠松被告は「すべて僕がやりました」と犯行を認めている。
「建物を燃やす意図はなかったというが、そんなことが弁解になるのか」。公判後、傍聴席で弁護側の主張を聞いた大津市朝日が丘1の無職男性はこう話し、憤りの表情を見せていた。男性は、昨年5月1日未明、自宅軒先の柱などが燃える被害に遭っている。「弁護するのは立場上仕方ない。裁判とはこんなものかな。「すみませんでした」という謝罪が聞きたい」とつぶやいていた。
また、同市梅林2丁目の新聞販売店主男性は、連続8件の放火があった同5月15日未明、自宅軒下のビニールシートに火を付けられた。笠松被告を見るのはこの日が初めてといい、「やつれた様子で反省しているようだった」と語った。「今は怒りはない。行為自体は悪いことだが、ストレスのはけ口が他になかったのだろう」と残念そうな表情を見せていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sga/20060524/lcl_____sga_____000.shtml