2006年05月24日(水) 10時59分
防衛庁装いウイルスメール 中国経由、警察に被害届へ(共同通信)
防衛庁の額賀福志郎長官や航空幕僚監部広報室が発信したように装った偽の電子メールが今月中旬、不特定多数のネット利用者に送り付けられていたことが24日、分かった。添付ファイルを開くとウイルスに感染する恐れがあるという。
一部は中国のサーバーを経由。防衛庁は中国人ハッカーが関与している可能性もあるとみている。着信しなかったメールが空幕広報室などに大量に返信されており、防衛庁は近く偽計業務妨害容疑で警視庁に被害届を出す方針だ。
空幕によると、偽メールには額賀長官の事務所や空幕広報室の実際のアドレスが送信者として表示されていた。件名は「第16駆逐戦隊の3週間」で、中国のサーバーを経由していることが確認された。
(共同通信) - 5月24日10時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060524-00000078-kyodo-soci